茨城版リトルベビーハンドブック実現/県議会保健福祉医療委員会での提案が実ります

茨城版リトルベビーハンドブック実現します。
6月14日、茨城県議会では常任委員会が開催され、保健福祉医療委員会の審査に臨みました。
最も嬉しかったのが、「茨城県版リトルベビーハンドブックをできるだけ早期に作成して参ります」との少子化対策課長の答弁を引き出すことが出来ました。
“リトルベビーハンドブック”は、低出生体重児の保護者が直面する困難や不安にきめ細やかに対応するため、母子手帳と合わせて活用できるよう作成される冊子です。すでに静岡県や岐阜県、福岡県など8県6市で運用されています。
通常の母子手帳の発達曲線グラフは1000グラムからしか記録できないため、それより少ない体重で生まれた子どもを持つ親は、精神的な負担を強いられることがあると指摘されています。そうした保護者を支えるためのリトルベビーハンドブックが実現でき、喜びでいっぱいです。

リトルベビーハンドブックとは、
小さく生まれたお子さんの育児支援~母子手帳と一緒に使うリトルベビーハンドブック~
日本の赤ちゃんの出生時の平均体重は約3㎏、平均身長は約50cmです。しかし2019年の統計では全体の9.4%の赤ちゃんが2.5kg未満で、1.0㎏未満の赤ちゃんも0.3%(全国で2600人以上)もいました。
一般に配布される母子健康手帳の発育曲線グラフの体重は1kgから、身長は40cmからです。体重や身長を書こうと思ったら目盛りがありません。保護者は出生時の体重が書けず悲しくなります。リトルベビーハンドブックでは例えば体重の目盛りのスタートは0からです。子供の成長に合わせた記載が可能です。

また、保護者の記録(例:寝返りをしますか?など)の欄への記載に「いいえ」が続いてしまいます。修正月齢で記入しようとしても「いいえ」になることが多く 母子健康手帳に対する興味を失ったり、記入が苦痛になります。 また、一般の子育ての取り組みに参加してもつらい気持ちになり、「何か月ですか?」と聞かれるのがこわくなってしまったり、他の子どもと比べてしまい 自分の子どもの成長を客観的に見ることを見失ってしまうことがあります。

リトルべビーハンドブックの中には、先輩ご家族からのたくさんのコメントやサークルの連絡先が入っています。これにより「自分だけではない」と思えたり、似た境遇の他の家族へつながることができます。
母子健康手帳には書く場所がない新生児期や乳幼児期の医療情報を書き込み、家族が我が子が懸命に生きようとしていることを理解することを促すことができます。

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